この記事ではアイロテックのマルチオプションベンチを1年使った感想について書いています。
もし、あなたが、、、
- アイロテックのマルチオプションベンチを使った感想を知りたい
- 1年以上使ってどうだった?
- 壊れたところがないか気になる
って方の参考になれば幸いです。
アイロテックのマルチオプションベンチは専用のアタッチメントを使うとレッグカール、レッグエクステンション、プリチャーカール、ケーブルのトレーニング(ラットプルダウン、シーテッドロー)ができます。
購入した理由は家で自分が好きなレッグエクステンションとラットプルダウンをしたかったからです。
レッグエクステンションとラットプルダウン(ケーブル)ができるマルチジムと比較しコンパクトで移動ができるアイロテックのマルチオプションベンチが良さそうだったので買いました。
動画でも紹介しています↓↓↓
【処分した理由】アイロテックのマルチオプションベンチを約1年使った感想@良いところ&悪いところ
総合的な感想
トレーニングベンチには大きく分けるとフラットベンチとインクラインベンチとマルチオプションベンチの3種類があります。
今まで自分はフラットベンチ(折りたたみ)、インクラインベンチ(ユーテンとリーディングエッジ)も所有してきました。
家庭用の器具とスポーツジムに通ってきた経験をもとにアイロテックのマルチオプションベンチの感想は、、、
「中途半端」です。
中途半端だと感じたことをまとめると、、、
- 足が届かない
- 刺激が入りにくい
この2つです。
1つ目は、「足が届かない」です。床からの高さが55センチあるので自分の身長(173センチ)では足が床に届きません。
足が届かないとベンチプレスをするときに踏ん張れないしブリッジも組めません。踏み台を使ったんですが、やりにくいし毎回、置くのも面倒くさいです。
2つ目は、「刺激が入りにくい」です。マルチオプションベンチを購入した理由はいろいろな種目のトレーニングができるからです。
自分が好きな種目はレッグエクステンションとラットプルダウンなんですが、実際にやってみると「イメージと違う!!」でした。
市販されている器具を使うとスポーツジムと同じ感覚でできると思っていたんですが、全然違いました。
マルチオプションベンチを使えば「スポーツジムにあるマシンと同じようにトレーニングできるとは思わないほうがいいです。」
自分の感覚だとスポーツジムにある器具を100だとしたらマルチオプションベンチは60くらいです。
正直に言うと、好きな種目(レッグエクステンションとラットプルダウン)はまったく楽しめませんでした。
人にもよると思いますが、「つかわないほうがいい」か「ないよりはあったほうがいい」で意見がわかれると思います。
良かったところ
- 場所を取らずにいろいろな種目のトレーニンができる
- 安定感が良く角度調整が簡単
1つ目は、「場所を取らずにいろいろな種目のトレーニンができる」です。ホームジムを作るときに一番最初に思ったことは「家でいろいろな種目のトレーニングをしたい」でした。
フリーウエイトやケーブルトレーニングなど家でやれたら夢のようですよね。
ただ、費用も場所も限られています。ラックを組んだりラットマシンやケーブルマシンを設置するのも現実味がありません。
そんなときに、アイロテックのマルチオプションベンチがあれば「フラット、インクライン、デクライン、レッグカール、レッグエクステンション、ケーブルトレーニング(ラットプルダウン、シーテッドロー)」ができます。
使用感については、総合的な感想で書いたように正直いまいちでしたが、それでも「1台あればたくさんの種目ができることは魅力的なポイントです。」
2つ目は、「安定感が良く角度調整が簡単」です。インクラインベンチとして求められるポイントは安定感と角度調整のやりやすさです。
はじめて買ったインクラインベンチはユーテンのインクラインベンチだったんですがガタツキと角度調整が面倒くさかったです。
アイロテックのマルチオプションベンチは、デクライン、フラット、インクラインどの角度でも安定感があり角度調整も簡単でスムーズにできます。
悪かったところ
- シートの高さが高い
- 刺激がいまいち
- アタッチメントが邪魔
1つ目は、「シートの高さが高い」です。普通のトレーニングベンチの高さは42~46センチです。アイロテックのマルチオプションベンチは、他の種目ができるようにするために床から55センチっと高くなっています。
高身長かよほど足が長くないと床に足は届かないと思います。
自分の身長は173センチなんですが足は全く届きません。ベンチプレスをするときは足が届かないので、踏ん張りやブリッジが組めません。
踏み台を使ってもしっくりきません。ベンチプレスにこだわりたい方は、別のトレーニングベンチを用意したほうがいいと思います。自分はユーテンのインクラインベンチをベンチプレスをするときに使っていました・。
2つ目は、「刺激がいまいち」です。自分の頭のなかでは、マルチオプションベンチでできるトレーニングはスポーツジムと同じ感覚でできると思い込んでいました。
ですが、実際にやってみると、スポーツジムにあるマシンのように体にフィットしないし筋肉にかかる負担も全然違いました。
筋トレ系YouTuberさんが言っていた「マシンは体に合う合わないがある」このことばを理解できました。
合う合わないは人にもよりますが「とりあえずいろいろな種目ができる、辛口に言うとおまけ程度」だと思っています。
3つ目は、「アタッチメントが邪魔」です。付属するアタッチメントと追加購入したラットプルダウンのアタッチメントは「足トレができるアタッチメントとプリチャーカールとラットプルダウン」の3つです。
それぞれ、独特の形をしているので置き場所に困ります。
処分する理由
1年間使ってアイロテックのマルチオプションを処分することに決めました。
理由は、、、
- 部屋を広く使いたい
- フリーウエイトと自重の魅力がわかった
この2つです。
1つ目は、「部屋を広く使いたい」です。器具を置いてある部屋は6畳なんですが「バーベルスタンド、チンニングスタンド、ユーテンのインクラインベンチ、アイロテックのマルチオプションベンチ、ダンベルとプレート」などがあります。
徐々に器具が増えてきて部屋が狭いと窮屈なので広く使いたい願望が強くなりました。
2つ目は、「フリーウエイトと自重の魅力がわかった」です。スポーツジム(エニータイム)に通っているときは、いろいろな種目でやるものだと思いこんでいました。
例えば、前半はフリーウエイトをやってその後は、マシンやケーブルなど筋トレ系YouTuberに影響されたメニューを組んでいたし、楽しかったです。
ホームジムを作るときも似た環境を再現するために「アイロテックのマルチオプションを購入しました。」
ですが、考えは徐々に変わっていき、、、
- ラットプルダウンより懸垂(チンニング)
- レッグエクステンション、レッグカールよりスクワット
っとなりました。
懸垂(チンニング)は回数ができないこともあったので避けていましたが、ゴムチューブで補助をしながら行うと回数が徐々に増えて確実に強くなっていることを実感しました。
ラットプルダウンより懸垂(チンニング)のほうが今は好きです。
また、ホームジムをきっかけに撮影をして自分のフォームを確認したことをきっかけに、スクワットのフォームがあわることに気づきスクワットについて調べるスクワットにもいろいろな種類があることを知り引き出しが増えました。
例えば、ハイバー、ローバー、フロントや足幅を広くしたり狭くしたりやダンベルスクワット、ランジなど
アップデートしたホームジム
1年前のホームジムは、、、
- グロングのバーベルスタンド
- チンニングスタンド
- ユーテンのインクラインベンチ
- アイロテックのマルチオプション(アタッチメントが3つ)
これから、、、
- ワサイのハーフラック
- リーディングエッジのインクラインベンチ
これに変えました。
「部屋を広く使う、シンプル、使い勝手がいい」を意識しました。