本記事では、ホームジムを作るときに必要な床の補強について詳しく書いています。
ホームジムを作りたいけど、、、
- ホームジムを作りたいけど、床って抜けない?
- 床の傷や音や衝撃について対策を知りたい
- ジョイントマットとゴムマットはどっちがおすすめ?
っと不安な方の参考になれば幸いです。
▼当ブログの管理人が一押し:トレーニング専用のジョイントマット▼
ホームジムを作るときに1番不安だったことは「床が抜けないか?」でした。
ホームジムを作るにはバーベルやラックなどを揃える必要があり器具と自分の体重を合わせると結構な重量になります。
結論を先に書きますが、、、
- 高重量にこだわりたいなら、建築関係(建築士、大工)、もしくは大家さんに相談して床を補強したほうがいい
- バーベルを使うけど高重量ではない場合は、補強(コンパネ、マット)はしないよりはしたほうがいい
- ダンベルやトレーニングベンチのみなら床の補強は不要。ただ、ヨガマットやジョイントマットはあったほうがいい
って感じです。
ネットで床の補強について調べるとホームトレーニーのブログや筋トレ系YouTuberの方が床の補強について紹介していますが、素人が独学で調べた知識をまとめているだけです。
家の床が抜けて壊れても最終的には、自分の責任です。専門家ではない人(自分も含めて)の意見は「あくまで参考程度だと思ったほうがいいです。」
重要なことなので、もう一度言います。高重量でラックを組む場合や床が抜けないか不安な方や築年数が経っていて不安な方は、ネットでまとめてある情報より専門家(建築士、大工、大家)に相談するべきです。
動画でも解説しています↓↓↓
【床が抜ける!?】ホームジムを作るときに床の補強をするべきか?しないべきか?
ホームジムの床対策ってどうしたらいいの?
器具の総重量は約150kg(ウエイトとバーベルラックの重量)で自分の体重は75kgです。
今は大丈夫だけど「このまま何もしなかったらいずれ床、フローリングが壊れるかも」っと不安に思いました。
建築法では180Kg/㎡っと定められていますが床のミシミシ音を考えると高重量でラックを組んだり底引きデットリフトは無理だと思います。(素人に考えですが)
床を保護するためにトレーニング用のジョイントマットを敷いたらミシミシ音はなくなりました。
今のところは扱い重量が1番重くてウエイトが110kg(自分の体重が75kg)でジョイントマットだけで問題はないです。
ただ、扱う重量が今より増えた場合や床の耐久性を強くするべきだと判断したら分散させるためにコンパネを敷くか1階に移動するべきだと思っています。
床の耐荷重で参考になった記事を紹介します。
建築基準法において定められる住宅用途の長期積載荷重の最低基準は、180Kg/㎡ですが、これは、あくまで平均的な長期荷重が、この値を超えないようにすべきである・・
という事であり、局所的に、この値を超えてはならない・・
というものではありません。例えば、10㎡の部屋なら、積載される総荷重が、1800Kgであっても耐えられるようにする。というものです。
この基準の値というのは、最低限のものであり、実際には、この180Kg/㎡という値に対し、余裕を持たせたものになっている事がほとんどです。
実際の建物で局所的に180Kg/㎡を超えると即、危険という事は、まずあり得ないと思います。設計する際に、最低限確保すべき性能として、この値があるわけです。
少々この値を超える積載荷重を床に作用させたからといって、それが、即、崩壊に至るという事は、通常程度以上に造られた床では、あまり考えられない事です。
ですが、注意を要する点もあります。
長期に渡って、荷重が作用し続けると、コンクリート系材料や、木質系材料で造られた床の場合、クリープたわみが次第に大きくなっていき、それが原因で、その部屋が実際の使用に耐えられなくなる可能性もある・・。
という事です。
ジョイントマットとゴムマットどっちがいいの?
床のミシミシ音で考えた対策は、、、
- ジョイントマットを敷く
- ゴムマットを敷く
この2つです。耐久性を重視したいならコンパネが必要です。
自分はジョイントマットを敷いて耐久性に問題があった場合はコンパネを用意しようと考えました。
ジョイントマットとゴムマットの違いを簡単に説明します。
ジョイントマット
良いところ
- 価格が安い
- カットができる
- 必要なサイズを使うことができる
- 軽いので設置が簡単
悪いところ
- 隙間があるのでゴミが溜まる
- 硬度がゴムマットより劣る
- 滑りやすい
ゴムマット
良いところ
- 滑りにくい
- ジョイントマットより硬度があり弾力性に優れている
悪いところ
- 部屋全体に敷くには適していない
- カットがしづらい
- カラーバリエーションが少ない
- 価格が高い
ジョイントマットとゴムマットのどちらにも良いところも悪いところがあります。
自分が床対策で考えた条件が、、、
- コスパが良い
- カラーバリエーションがある(青にしたかった)
- 部屋全体に敷きたい(6畳)
この3つだったのでジョイントマットのほうが良いと思ったのでジョイントマット(トレーニング専用なので硬度があるFIELDOOR)を選びました。
ゴムマットのサイズは、だいたい長さ2m×幅1mなので部屋の一部分だけに敷きたい方にはいいと思います。
FIELDOORのジョイントマットを敷いてわかったんですが床の保護になるだけでなく雰囲気も良くなりモチベーションがアップしました!!
床のミシミシ音もなくなったのでコンパネは今のところ敷く予定はありません。
FIELDOOR|ジョイントマットをレビュー&評価!!ホームジムの床に敷くのにおすすめです!!
補足~コンパネについて
コンパネは敷いていませんが調べたことがあるので紹介します。
コンパネは通販でも買えますがホームセンターで購入したほうがいいです。
コンパネは種類(厚さや材質)がたくさんあるので、店員さんにホームジムを作るために床を強化したいのでどのコンパネを選んだらいいか聞いたほうがいいです。
専門知識がある店員さんの聞いたほうが失敗するリスクが減ると思います。
コンパネを買うときは、部屋の大きさやジョイントマットを敷いたときのサイズを測ってから購入しましょう。
なぜなら、コンパネのサイズは900mm×1800mmだからです。ホームセンターではカットもできるので、サイズについても店員さんに話し合ったほうがいいでしょう。
▼低予算&省スペースで作るホームジムのおすすめ器具▼
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▼初心者向け|ホームトレーニーに必要な器具▼
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予算があるならダンベルミットがおすすめです!!
床を保護にはジョイントマット、コンパネがありますがより徹底的に対策をするなら「ダンベルミット」をおすすめします。
ダンベルミットとは分厚いクッションで衝撃を吸収する効果があります。
騒音も防止するので防音対策にも効果があります。
通販で購入できるダンベルミット(FIELDOOR)は1個が5390円で2個で10180円です。
厚さが15センチもあり口コミでは、、、
「40キロダンベルをドロップし下のフロアで検証して貰ったが全く気がつかれないレベルだった。」
「100kgのバーベルを放り落としても問題なし!」
「自宅でデッドリフトを引いても音が気にならなくなりました。」
っと好評でした。
ジョイントマットだけでは不安な方や底引きデットリフトを自宅でしたい方には必需品でしょう。
他のホームトレーニーさんの床対策まとめ
今回、紹介した床対策(ジョイントマットを敷くだけ)は自分のトレーニング環境の場合はジョイントマットを敷くだけでも問題ありませんでした。
ですが、トレーニング内容や使用器具で床対策が違ってきます。
カイマッスル.com
パワーリフティングとフィジークに燃えるホームトレーニーのカイさんが運営するブログで床の補強方法について解説をしています。
3層構造をすすめています。
第1層 クッション材で床の保護が目的(安価なジョイントマット)
第2層 荷重の分散(コンパネ、構造用合板)
第3層 クッション材で防音、防振が目的(硬めのジョイントマット
250キロのデッドリフトを行っても問題がないようです。ただし、床の補強だけで77,680円が必要です。
ホームジムの床補強方法についてパワーリフターが徹底解説!3層構造がオススメです。
筋トレさんの部屋
筋トレさんの部屋のブログでは二層式で床を補強する方法を紹介しています。
第1層 クッション材(ウレタンゴムの道路養生用のマット)
第2層 合板(1800×900)
ウレタンゴムの道路養生用のマットは建材屋で購入したようです。
まとめ
扱う重量や器具によって床の補強は変わります。
高重量ならカイマッスル.comさんの3層構造を参考にしたほうが良いと思います。ですが、ホームジムで器具を揃えたから必ず床を保護する必要はありません。
例えば、ダンベルとベンチ台だけならジョイントマットやコンパネを用意しなくても大丈夫です。
ヨガマット、クッション、絨毯(じゅうたん)があれば十分です。
自分の場合は器具を揃えても約1年間、床の対策は何もしていませんでした。
プレートを追加購入(20kg×2枚)したタイミングでジョイントマットだけを購入し敷きました。
はじめから高重量でトレーニングを計画したりラック組む場合は、床の補強をしてから器具を揃えるべきです。