この記事では、グロングのバーベルスタンド一体型と分離型を比較しています。
もし、あなたが、、、
- バーベルスタンドの一体型と分離型で迷っている
- ホームジムを作りたい
- 家でもウエイトトレーニングをしたい
って方の参考になれば幸いです。
自分は2018年10月頃にホームジムデビューをしているんですけど、購入したバーベルを受けの順序は以下です↓↓↓
- グロングのバーベルスタンド一体化
- ワサイのハーフワック
- グロングのバーベルスタンド分離型
買い替えた理由は省略しますが、それなりに使い込んできました。
実際に使った感想を交えながら比較していきます。
先におすすめを紹介するんですけど、、、
- ラックは買おうと思わないけど、安定性と安全性を求めているなら一体化
- コンパクトに収納をしたいなら分離型
って感じです。
あと、先に言っておきたいんですけど家庭用のトレーニング器具を買えばジムと同じ感覚でトレーニングができるとは思わないほうがいいです。
今回紹介するグロングのバーベルスタンド一体化と分離型はどっちも横揺れがあるし高さ調整がやりづらかったり使い勝手が悪いところがあります。
業務用と比較すると使いやすさや安全性は物凄く差があります。
ただ、家庭用のトレーニング器具は業務用と比較すると値段は安いし収納面が優れているところが魅力です。
共通するポイントと異なるポイントと比較するポイント
まず、はじめに共通するポイントと異なるポイントと比較するポイントをまとめます。
共通するポイント
・横揺れがある
・バーベルを受けるところにラバーがある
異なるポイント
・一体化にはセンターフレームがあって分離型にはない
・セーフティバーの長さ
微妙に違うところ
・高さ調整が似ているけど若干違う
って感じです。
比較するポイント(特に自分が需要だと思うこと)は、、、
・高さ調整のやりやすさと高さ調整の段階
・収納性
・組み立て
・耐荷重(どっちが重い重量に耐えられるか)
・総合的な感想
この6つです。
グロングの分離型バーベルスタンドをレビュー(使い方、組み立て、感想など)【省スペースで収納可能】
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どっちが安全にトレーニング
理由は、分離型のほうセーフティーバーが短くトレーニング中に左右のスタンドが動くときがあるからです。
セーフティーバーの長さは、、、
- 分離型は17cm
- 一体型は34cm
分離型はおまけ程度の長さしかありません。
一体型のほうは、潰れたとしても安心してセーフティバーにシャフトを置くことができます。
でも、分離型は17cmしかないんでセーフティバーに置くことを意識しないと置けません。
▼分離型バーベルスタンドのセーフティバーの長さ
▼一体化バーベルスタンドのセーフティバーの長さ
数値で例えるとフルパワーのときが10でパワーがなくなったとき(潰れたとき)が0だとすると、、、
分離型は、セーフティーバーが17cmしかないんで、セーフティーバーに置くときは狙って置かないといけません。
※ベンチプレスの場合
なので、パワーが0の状態だどギロチンになるんで、セーフティーバーに置くための余力を残さないといけません。
なかには「潰れるまで追い込まないから心配ない」って方もいると思うんですけど、絶対にトラブルが起きないとは言い切れません。
肩とか手首が急に痛くなって潰れるとか。可能性はゼロではないと思います。
スポーツジムで怪我をしたらスタッフや周囲にいる会員さんに助けを求めることはできますが、家で一人でトレーニング中に動かないくらいの大怪我がしたらヤバいですよね。
一体化と分離型の2択で迷っていて安全性を優先させたいなら一体化のほうがいいです。
あと、分離型はトレーニング中とくにスクワットなんですけど、左右のスタンドの位置がズレるので意識が持っていかれるのがストレスです。
ただ、一体化、分離型もなんですけど、横揺れがラックと比較すると安全性は劣ります。
高さ調整のやりやすさと高さ調整の段階
両方とも、ノブを回して穴の位置を変えて高さを調整するんですけど、分離型のほうがスムーズに動いたんで調整をしやすかったです。
ただ、分離型は「左右のスタンドが平行になっているか」と「離れている距離」を調整しないといけません。
なので、使う前の調整って考えて比較すると手間は同じくらいです。
高さの段階は、、、
一体化
- メインスタンド(バーベルを受けるところ)が91cmから141cm(11段階で調整できます)
- セーフティーバーが55cmから90cm(8段階で調整できます)
分離型
- メインスタンド(バーベルを受けるところ)が104cmから154cm(11段階で調整できます)
- セーフティーバーが53cmから79cm(6段階で調整できます)
分離型のメインスタンドの一番低い高さが104cmなんですけど、この高さはベンチプレスはできるんですけど高く感じました。
あと2段階ぐらい低くできたら使い勝手がいいと思いました。
自分の身長(173cm)だとどっちもスクワットをするときは高さは問題ないんですけど、身長が高い方は一体化のほうが低く感じるかもしれません。
なので、高くできる分離型のほうが良さそうにも思えるんですけど、高くなればなるほど横揺れは酷くなるんで、あまり期待しないほうがいいです。
収納性
- 一体化はセンターフレームの幅調整ができるのでコンパクトにすることができます。
- 分離型は2つ重ねておけば部屋の隅っこに置けば邪魔にありません。
パワーラックとハーフラックは基本的に置きっぱなしなので専用の部屋がないと設置が難しいです。
でも、今回比較している一体化と分離型は収納面が優れているので、専用の部屋を用意できなくても家でバーベルを使ったトレーニングをするのにピッタリです。
で、比較すると、、、
分離型をコンパクトにするとだいたい50cm×55cmあれば収納できるのこっちのほが収納面がいいです。
あと、一体化は幅調整ができても結局置きっぱなしになります。
組み立て
基本的にトレーニング器具は自分で組み立ててから使うことになります。
一体化を組み立てるのにかかった時間は30分で分離型は1時間以上かかりました。
時間に差ができた理由は、ナットの数が分離型のほうが多かったからです。
一体化は全部で6箇所あるんですけど、分離型は18箇所あります。
使われているナットは、どっちもロックナットっと言う特殊なナットを使っています。
ロックナットは、緩みにくいけど締めづらいナットです。
これを、キツくなるまで締めるのが本当に大変でした。
平スパナでも組み立てることはできるんですけど、簡単に組み立てたい方はラチェットを用意したほうがいいです。
耐荷重
販売ページに書いてある耐荷重は、、、
- 一体化が250kg
- 分離型が180kg
なんですが、この数値は信用しないほうがいいです。
本体の安定性や横揺れがあるからです。
実際、自分が使った感じだと、、、
一体化が、、、
- ベンチプレスが80kg
- スクワットが100kg
分離型は、、、
- ベンチプレスが80kg
- スクワットが80kg
ぐらいです。
人によってかわるんと思うんですが、自分のレベルだとこれ以上は怖くてできませんでした。
一体化のほうがセーフティバーが長いし本体の重量が重いしセンターフレームで固定されているので分離型よりは重い重量を使うことができました。
総合的な感想
販売価格が、、、
- 一体化 15840円
- 分離型 7980円
なんですけど、「値段が安いほうがいいから分離型を買おう」とか「一体化のほうが値段が高いから分離型より物凄く良い」とは思わないほうがいいです。
あと、辛口に言うと家庭用のトレーニング器具を買えばジムと同じような感覚でトレーニングができるとも思わないほうが良いです。
比較してどっちがいいかまとめてきたんですけど業務用と比較するとはっきり言って使い勝手は悪し安定感も悪いです。
ただ、収納面と値段を考えると限られた広さと予算で買うならありだと思います。
おすすめは、、、
- ラックは買おうと思わないけど、安定性と安全性を求めているなら一体化
- コンパクトに収納をしたいなら分離型
って感じです。
両方に共通していることなんですけど、ラバーが取り付けられていいます。
ラバーは防音効果があるんで金属がむき出しのバーベルスタンドよりも出る音は小さいです。
あと、衝撃も吸収してくれます。
家族に許可と取らないといけない方もいると思うんですけど、「ラバーが付いているから防音効果もあるし衝撃も吸収してくれる」っと言えば説得力が増すと思います。
まとめ
今回は、グロングのバーベルスタンド一体型と分離型を比較しました。
余談なんですけど、自分はワサイのハーフラックをメインに使っています。
ある程度本格的に始めたい方はワサイのハーフラックもおすすめです。
自分はBIG3+懸垂を好んでやっているんですけど、一体化では懸垂ができないんでチンニングスタンドを用意しないといけません。
チンニングスタンドの値段はだいたい1万円ぐらいでグロングの一体化は15480円なんで2つ合わせると約2万6000円になります。
ワサイのハーフラックは26980円で売っているんでほぼ同じ値段なんですが、チンニングスタンドと一体化を買うと設置する場所が2箇所必要なんですけどワサイのハーフラックは1箇所で済むんで部屋を広く使いことができます。
ワサイのハーフラックは他にも良いところがあるんで詳しく知りたい方はレビュー動画を見てもらえればいいのかと思います。