この記事ではユーテンのインクラインベンチYT-OICBを約1年半使った感想を書きます。
もし、あなたが、、、
- ユーテンのインクラインベンチYT-OICBを使った感想を知りたい
- 1年以上使ってどうだった?
- 壊れたところがないか気になる
って方の参考になれば幸いです。
今回紹介するユーテンのインクラインベンチは自分がホームジムデビューをするときに、グロングのバーベルスタントを一緒に買った思い入れのある商品です。
通販サイトでは家庭用のインクラインベンチがたくさん販売していまして悩みに悩んでユーテンのインクラインベンチYT-OICBを購入した記憶があります。
ホームジムをアップデートするのでユーテンのインクラインベンチとはお別れすることにしました。
ちなみに、新しいインクラインベンチはリーディングエッジLE-B80です。
総合的な感想
ユーテンのインクラインベンチを使って1番印象の残った感想を考えると「ホームジム作りの勉強になった」です。
自分はスポーツジム(エニータイム)に通っていたんですが、混んでいて使いたい器具が使えなかったりマナーが悪い会員が目立ったのがストレスだったのでホームジムデビューをすることにしました。
それまでは、業務用の器具を使うのが当たり前の環境だったんです。
ホームジムを作るときに買った器具が「グロングのバーベルスタンドとユーテンのインクラインベンチとワイルドフィットのオリンピックシャフトとバーベル」でした。
実際、使ってみると業務用と家庭用の器具の違いがあることに気づきました。
ワイルドフィットのオリンピックシャフトとバーベルはΦ50で長さが2200mmなのでサイズはスポーツジムにあるものと変わりはありません。
ですが、グロングのバーベルスタンドとユーテンのインクラインベンチは家庭用なので違和感が半端なかったです。
グロングのバーベルスタンドについては、別の記事で紹介しています。
この違和感がとても勉強になりました。
業務用の器具は商売用なので作りがしっかりしてますし使いやすいようにできてます。
ですが、家庭用の器具は値段が安く設定されているのでどうしても使い心地が悪かったり業務用と比較すると劣るところがあります。
1万円前後の商品を業務用と同じ使用感を求めるのはそもそも間違っています。
良かったところ
- シート面の感触が良かった
- 細かく角度調整ができる
- 高さ調整ができる
この3つです。
1つ目は「シート面の感触が良かった」です。
シート面は背中と接するので結構重要なところです。滑りやすいとベンチプレスをするときにやりづらいですし、まったく滑らないのもポジションを合わせるのにやりづらいです。
ユーテンのインクラインベンチは滑らず滑りすぎずない丁度いい感触でした。
また、クッション材の感触も良かったです。硬いけど柔らかい感じです。高反発クッションを硬くした感じです。
「硬い=木の板に乗っている」って感じではなく硬いけどちゃんと沈む感じです。
2つ目は「細かく角度調整ができる」です。この商品を選ぶ決め手になったのが背面の角度調整が11段階もあることです。
フラットから90度まで変えられるのでマンネリを防止することができたと思います。
90度まで角度調整ができるインクラインベンチって少ないんですよね。
3つ目は「高さ調整ができる」です。インクラインベンチで高さ調整ができる商品は少ないです。
高すぎても低すぎてもやりづらいので自分の体型に合った高さに調整することができます。
高すぎると足の踏ん張りが使えないですし、低すぎるとブリッジがやりづらくなります。
悪かったところ
- 組み立てが面倒くさい
- ガタツキが酷い
- 角度調整のつまみが壊れた
1つ目は「組み立てが面倒くさい」です。ホームジム器具は基本的にすべて自分で組み立てる必要があります。
組み立てだけも1~2時間はかかると思っていたほうがいいでしょう。
DIYなどが好きな方は良いと思いますが説明書を見て組み立てるので苦手な人からすると大変だと思います。
組み立て工具は付属してますが、作りがしょぼいスパナなので別に用意したほうがいいですよ。
100均のスパナか楽をしたいならラチェットを買ったほうがいいでしょう。
2つ目は「ガタツキが酷い」です。家庭用のインクラインベンチを使ったことがなかったので、使用感は業務用のインクラインベンチと同じだと思い込んでいました。
ですが、新品の状態ですらガタツキは酷かったです。軽い重量なら慣れれば問題はありませんでしたが、ベンチプレスは徐々に扱う重量が増えていったので、重い重量でガタツキがあると怖くて集中できません。
変えかえた理由はガタツキが気になったからでもあります。
3つ目は「角度調整のつまみが壊れた」です。ノズルを引っ張らないと角度調整ができない仕様になっているんですが、半年ぐらいでノズルが壊れていまいました。
工具(ラジオペンチ)で引っ張れば角度調整ができるんですが、時間がかかって面倒くさいです。
リーディングエッジを買った理由
- ガタツキがある
- 角度調整が面倒くさい
この2つです。
ベンチプレスの重量が増えてきていますし角度調整がスピーディーなほうが効率が良くなります。
通販サイト(Amazon、楽天市場)で調べると「リーディングエッジのLE-B80」が良さそうだったので購入しました。
リーディングエッジのLE-B80を買った感想はレビュー記事で詳しくまとめていますが、結論は安定感があり角度調整が簡単でとても満足しています。
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アイロテックのマルチオプションベンチと比較
比較すると、アイロテックのマルチオプションベンチは、専用アタッチメントを使うと「レッグレイズ、レッグ・エクステンション、プリチャーカール、ラットプルダウン」もできます。
これがあればいろんな種目のトレーニングができます。
ですが、シートの高さが55センチっと高く足が届きません。踏み台を使ってもやりづらいです。
ユーテンのインクラインベンチは高さ調整ができるので、ベンチプレスはユーテンのインクラインベンチでその他はアイロテックのマルチオプションベンチっと使い分けていました。
折りたたみとアイロテックも考えた
ホームジムのあるあるだと思うんですが、トレーニングベンチは2台持っていることが多いです。
ベンチプレスをするためのトレーニングベンチとその他のトレーニング用(インクラインやアイロテックのマルチオプションベンチのようにアタッチメントを付けられるタイプ)です。
自分も2台持ちで、ユーテンのインクラインベンチを処分して「折りたたみのフラットベンチとアイロテックのマルチオプションベンチ」って考えていました。
実際に折りたたみのフラットベンチを購入したんですが、足が斜めに取り付けられていたので返品して辞めました。
考えに変化があり「シンプルで広く使う。フリーウエイトと自重をやりこみ」になりました。